劇作家・平田オリザ氏が語る「地方創生の条件」

劇作家の平田オリザ氏は、兵庫県豊岡市の芸術文化参与としても活躍、「コミュニケーション教育」など、豊岡で文化芸術を軸としたまちづくりに取り組む。平田氏は、生き残る地方は「センスがよくリベラルでオープンなまち」だと指摘する。

平田オリザ(劇作家、豊岡市芸術文化参与)

平田オリザ氏は2015年4月に豊岡市芸術文化参与に就任(任期は3年間)。豊岡市の芸術文化政策の基本戦略や、芸術文化による地方創生についてアドバイスを行うほか、城崎国際アートセンターの芸術監督を兼務している。「地域×デザイン2017」では、平田氏が豊岡市の取り組みや、地方創生を実現するための条件を語った。

芸術文化の国際拠点が目指す21世紀の『城の崎にて』

豊岡で世界と出会う。「小さな世界都市」が実現する状態を、豊岡市はそう定義づける。豊岡にいながら世界標準のアートに触れられる。それが誇りになり、豊岡で暮らすことの価値になる――。そんなまちの構想を体現するのが、城崎温泉の一角に開設された日本最大級のアーティスト・イン・レジデンス施設「城崎国際アートセンター」(以下、KIAC)だ。

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