「よそ者、若者、ばか者」論は正しいか? 地方創生と人材育成

地方創生を掲げ、各地・各分野での取り組みが行われている。それらの成功や失敗を論じるには、十分な時間が経過したとは言えないが、これまでの取材経験に基づき、問題提起をしたい。

地方創生のモデル事例は全国に存在する。その共通点は何だろうか(上:ニホンザル観察のために外国人観光客が殺到する地獄谷野猿公苑、下:B1グランプリを創設した八戸せんべい汁研究所メンバーたち)

地方創生の目的は、一言でいえば、「地方が成長する活力を取り戻し、人口減少を克服する」(2014年9月12日まち・ひと・しごと創生本部決定「基本方針」より引用)ことである。この目的は、現在、どの程度達成できたのだろうか。

わずか2年あまりで、人口の維持・増加に転じた地域は、ごく少数に限られるし、いま、維持・増加傾向にある地域は、最近の地方創生政策の影響によるものと考えるよりかは、長年の取り組みの成果と考えるのが妥当だろう。成果は、「50年後に1億人程度の人口を維持する」(同基本方針)とあるとおり、中長期的に考えていく必要がある。

地方創生にあたっては、新たな仕事の創出、それも各地での継続的な雇用を生み、地域経済を活性化させることが必要となる。その中でも、鍵の一つとなる、人材育成について考察してみたい。

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