大阪発クリエイティブの可能性
クリエイティブな分野で活躍する若手も出てきている。福森正紀氏は大阪に拠点を置き、世界3大広告賞の一つで最高のGOLD PENCILを受賞。一方の中川悠氏は、クリエイターの力で社会課題を解決するため、地域を奔走する。
企業の宣伝部や制作会社が、東京に集中する中、Three&Co.代表の福森正紀氏は大阪を拠点に、グリコやミスタードーナツをはじめ、大小さまざまなクライアントのグラフィック広告からキャンペーン、小型グラフィックまで、多岐にわたり手がけている。
世界3大広告賞で最高賞

福森正紀 Three&Co.代表
大阪のデザイン会社を経て、2004年にThree&Co.を設立。「一緒に仕事をしている人たちが優秀な方ばかりで、常にベストを尽くせる環境に恵まれていました。だから東京に行くという選択肢は、まったくありませんでした」と語る。
福森氏が仕事において、意識していることは、どこに会社を置くかではなく、いかに早く動けるかということだ。
「早く動くということは、誰よりも速く成功に近づける。さらに言うと、誰より速く失敗することもできる。一度失敗しておけば、次のチャンスで、その経験をもとに、迷うことなくゴールへ突き進むことができる」
もう一つ心がけてきたことは、プレゼンテーションの時点で、ほぼ完成に近い作品をつくり上げてしまうこと。
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