AI活用で物流最適化 三菱食品と日清食品が共創型データ連携開始

(※本記事は「食品新聞」に2026年5月13日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

三菱食品と日清食品 商流・物流のデータ連携 サプライチェーン効率化で協業

三菱食品と日清食品は、食品流通のサプライチェーン効率化を目指し「商流」と「物流」のデータ連携による協業を本格始動する。協業の主な取り組みは次の3点。

(1)両社が保有する発注計画や物流実績などサプライチェーン関連データを連携し、受発注や需給バランス調整業務の効率化と自動化を推進。

(2)両社の倉庫や配送トラックなど物流アセットの相互活用、最適化に向けた検討。

(3)製造・卸売・小売を横断したリアルタイムにデータ連携する基盤構築に向けた検討。

近年、食品流通業界では需要変動の拡大や物流現場の負荷増大に加え、エネルギー価格の高騰を背景とした輸配送コストの上昇が課題となっており、各社がそれぞれの効率を優先する従来の運用だけではその効果は限定的となり、サプライチェーン全体の最適化が難しくなりつつある。そのため、企業が垣根を越えてデータ連携することで、需給バランスや物流効率をサプライチェーン全体で最適化する取り組みの重要性が高まっている。

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