交通比較予約プラットフォーム「Omio」が日本市場参入、JRと提携し新機能導入
交通比較予約プラットフォーム「Omio(オミオ)」を運営するOmio(ドイツ、ベルリン)は2026年3月13日、日本市場への本格参入を発表した。同社にとって日本は47番目の市場となり、東アジアでは初の展開となる。今回、新機能としてJRとの提携による「Omio Advance」を導入し、最大12カ月先までの予約を可能にし、訪日旅行者が旅行計画をより柔軟に立てられるようにした。
Omioは、鉄道・バス・航空・フェリーなどの複数の交通手段を一括で検索・比較・予約できる世界最大級のマルチモーダル旅行プラットフォーム。日本参入により、訪日外国人旅行者は新幹線をはじめとする各種鉄道、長距離バス、国内線フライト、フェリー、ジャパンレールパスを1つのプラットフォーム上でシームレスに手配できるようになる。32言語・33通貨に対応しており、初めて日本を訪れる旅行者でも利用しやすい設計になっている。
日本市場参入の背景には、訪日外国人旅行者の急増がある。2025年には訪日客数が初めて4000万人を突破し、前年比15.8%増を記録した。一方で、京都や富士山などの人気観光地ではオーバーツーリズムが課題となっている。同社は、交通手段の一元的な提供を通じて地方への旅行者分散にも貢献したい考えだ。
同社創業者兼CEOのナレン・シャーム氏は、「日本の交通エコシステムをオミオに統合することは、当社のプラットフォームにとって大きな転換点だ」と述べている。同社は2028年までに70以上の市場への展開を目指している。