RYODENの経営戦略と人材育成 商社の枠を超え事業を創出

1947年に三菱電機の販売店として設立され、昨年、創立75年を迎えた菱電商事。代理店、商社の枠を超えるべく、2023年4月、社名をRYODENに変更し、新たなスタートを切ったところだ。事業創出会社として新たな価値を生み出し続けることを目指し、次世代新規ビジネスの創出などに注力していく。

富澤 克行(RYODEN 代表取締役社長)

1947年に創業、今年4月に
社名をRYODENに変更

RYODEN(旧・菱電商事)は、1947年に三菱電機の販売店として設立され、1958年に菱電商事となった。当初は三菱電機の家庭電化製品やミシンを販売していたが、現在ではFAシステム、冷熱ビルシステム、X-Tech(クロステック)、エレクトロニクス事業と時代の変化に対応しつつ幅広い分野に進出している。2022年に創立75周年を迎え、2023年4月には社名をRYODENに変更し、新たなスタートを切った。

「現在は中期経営計画『ICHIGAN 2024』(2020~2024年度)の最中で、商社の枠を超えた事業創出会社になることを目指しています。従来からの『ハード売り』中心の事業を、ソリューションを提供する『コト売り』に変えていきます。このような中、菱電商事というトレーディングのイメージが強い従来の社名は変更することになりました」。

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