事業構想大10期生に学位授与 事業構想修士は５７２名に

10期生の修了を迎え、開学からこれまでに輩出した修了生の総数は572名となった。大学院で練った構想計画を実現する人、新たな構想に着手する人、各地で多様に、修了生たちは活動を進化させている。2022年4月に開校した仙台校は、今春2期目を迎える。新たに加わる多彩な院生が新鮮な風を吹かせ、さらなる活気とアイデア、構想を生むだろう。各地で開講する事業構想研究会も勢いよく広がりをみせている。次号では新たに事業構想研究をスタートさせた新入学院生を紹介する。

式辞を述べる田中里沙学長

修了生一人一人に学位記が手渡された

＜現役院生の声＞

多くの人や物、出来事に関心を
持ち、活動的に生きること

早川 佳伸（はやかわ・よしのぶ）
医療法人珪山会
リハビリテーション部副部長
名古屋校3期生（2022年度修了）

理学療法士として25年間勤務してきました。医療業界は他の業界と同様にイノベーションが求められています。当法人としても新事業に挑戦していくことが予想され、「何もないところから事業を構想する力」が必要であると思い、本学への入学を決意しました。

第一線で活躍する教授陣の授業は、今まで知りえなかったことを学ぶ機会となり、私にとっては刺激的なものでした。また、様々な経歴を持つ院生同士の議論の場が多く、異なる業界の取り組みや考えを知ることができ、他の業界に対する興味や関心が増しました。

それぞれの院生が実現したい社会を想像し、理想の事業を構想する姿は尊いものです。教授陣や他の院生から様々な社会課題を学ぶ中で、多くの人や物、出来事に関心を持ち、自らが活動的に生きることの大切さを学ぶことができた2年間でした。

令和4年度　学位授与式

東京校 47名、名古屋校 17名、大阪校 20名、福岡校 22名 合計106名が事業構想修士（専門職）の学位を授与された。