微細藻類の多様性を事業化 海と暮らしを変える東大発バイオの挑戦
藻類は世界に約30万種が存在するとされる。東京大学で20年以上にわたり蓄積された研究を基盤に2018年に創業されたアルガルバイオは、その多様性そのものを事業の柱に据える。養殖業の変革を見据えた「海」への貢献も視野に、藻類を社会実装へ橋渡しする独自のモデルと使命感を聞いた。
聞き手 : 小宮信彦 事業構想大学院大学 特任教授/電通 シニアイノベーションディレクター

アルガルバイオ グリーンバイオ事業グループリーダー 中楯知宏氏(右)と
事業構想大学院大学 特任教授/電通 シニアイノベーション・ディレクター 小宮信彦氏(左)
藻類の可能性への確信
未知の領域に踏み込んだ研究開発
小宮 御社は東京大学で20年以上蓄積されてきた藻類研究を基盤に、2018年に創業されました。
中楯 河野重行名誉教授の研究室で20年以上にわたり蓄積された微細藻類研究を技術基盤としています。2018年3月、約70株を引き継ぐ形で創業しました。本社は千葉県柏市柏の葉、研究開発は東葛テクノプラザ、東大柏ベンチャープラザ、横浜製造技術センターの3拠点で進めています。創業時に約70株だった藻類のライブラリーは、現在は100種1,260株超にまで拡大しました。
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