常総市の公民連携事業 食・農・健康の産業団地をつくる

茨城県常総市は公民連携による「アグリサイエンスバレー事業」を進めている。圏央道の常総インターチェンジ周辺で、「食と農と健康の産業団地」をコンセプトとするまちづくり。未来の食と農業のあり方を示し、全国に向けて発信していく。

アグリサイエンスバレーの完成予想図。オープンは2023年3月を予定

常総市では現在、戸田建設や地元の地権者の組合と共に、公民連携で「アグリサイエンスバレー事業」を進めている。県南西部に位置する常総市は都心から50km圏内にあり、東京までは1時間程度で行ける距離だ。

都心からの近さや
基幹産業の農業を活かす

「圏央道(首都圏中央連絡自動車道)が開通し、国道294号線沿いに常総インターチェンジができました。インターチェンジ周辺は農地で、ここを開発する構想は20年程前からありましたが、農地を転用する許認可が難しく、宅地にできないという状況でした。このような中、公民連携パートナーの戸田建設からお力添えやアドバイスをいただき、農地や地元の農業を活かす『アグリサイエンスバレー構想』がスタートしました」。

神達 岳志 常総市長

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