万博のレガシーを生かし 関西独自の発展を目指す
万博で盛り上がる大阪・関西。「新しい時代を切り拓く政策提言集団」として活動する関西経済同友会では、「万博レガシー委員会」を立ち上げ、関西と日本の新たな成長へ向けた取組を進める。事業構想大学院大学の竹安聡教授が、同友会の取組と今後のビジョンについて、代表幹事の三笠裕司氏に聞いた。
三笠 裕司(関西経済同友会 代表幹事)
関西経済同友会は、戦後間もない1946年(昭和21年)、日本経済の健全な発展を目指し、若手経済人有志によって創立された経済団体だ。企業や法人として参画する他の経済団体とは異なり、個人の資格で参画する。そのため、所属企業や団体の利害からは自由な立場で発言・議論・行動し、解決策を探っていくことができる。
代表幹事の三笠裕司氏は、金融業界の出身(日本生命保険相互会社)。関西経済同友会の「教育問題委員会」委員長も務め、2024年には提言「大阪・関西を産学による自律型人材創出の発信地に!」を取りまとめた。
経済発展の大きなチャンス
万博を企業活動活性化の転換点に
竹安 関西経済同友会における、直近の委員会活動についてご紹介ください。
三笠 委員会は、会員同士の交流を図る目的のもの、テーマごとに提言に結び付けていくものなど様々あります。時宜を得たテーマとしては「万博レガシー委員会」。また、2025年4月に「少子化問題委員会」で、少子化に対して企業に求められる役割などをまとめた提言を発表しました。来年度へ向けては、人口減少問題をテーマとする委員会も立ち上がっています。
竹安 大阪・関西万博について、手ごたえと地元経済団体としての期待をお聞かせください。
三笠 開幕以降、入場者も週単位で増加を記録しており、相当な手ごたえを感じています。今後、夏場の暑さ対策も含めて体制を整え、閉幕に向けて、来場者の満足度をさらにワンランク上げていけるよう、一丸となって取り組みます。
1970年万博しかり、万博は大阪にとって非常に大きなイベントです。このチャンスを、一過性の盛り上がりに終わらせることなく、企業活動と投資がより活発化する転換点にしなければならないと思っています。
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