マリエクチュール Discover GIFUで岐阜の魅力を再発見

飛騨高山で婚礼衣装のレンタルとフォトウエディングを手がけるマリエクチュール。遠藤弘人氏と妻の佐知氏が共同代表を務め、扱う衣装にはブライダル業界でオーダードレスを扱ってきた佐知氏の技術が生かされている。事業の柱であるフォトウエディングや、注力するインバウンド事業について話を聞いた。

マリエクチュール 共同代表 遠藤 弘人氏(写真左)、遠藤 佐知氏

コロナ禍を機に
フォトウエディングに事業転換

「マリエクチュールの原点はブライダルの仕事をしていた妻の佐知です。結婚を機に私の故郷である飛騨高山に移住し、彼女のオーダードレスの技術を生かした仕事をしようと事業を立ち上げました」と話すのが、マリエクチュール共同代表の遠藤弘人氏だ。

2012年、岐阜県高山市にてオーダードレス専門店を開業。顧客に合わせたサイズやデザインでドレスを作り、使用後にマリエクチュールに返却するファーストレンタルシステムから始め、ドレスも着物も増えたところでレンタル事業に切り替え、順調にビジネスを伸ばした。ところが、コロナ禍で大きな試練に直面する。

「それまでは結婚式場からの送客も多かったのですが、コロナ禍で提携先が激減し、休業を考えました。でも、自分たちにできることを振り返ったとき、衣装がある、と思ったんです。コロナ禍前から結婚式や披露宴をしない『ナシ婚』が増えていたので、我々の強みである衣装を生かす事業として、フォトウエディングを始めました」

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