THE GROUND MINO 窯業の課題解決と地域活性に挑む
岐阜県多治見市本町にある「オリベストリート」。明治から昭和初期にかけて美濃焼の問屋が軒を連ねて栄えた場所で、今も時代を感じさせる商家や蔵が並んでいる。2023年4月、そのオリベストリートに、美濃焼やその土をコンセプトにした複合施設「THE GROUND MINO」が誕生した。

井澤 秀哉(有限会社アートホームデザイン 役員取締役
株式会社井澤コーポレーション 代表取締役)
美濃焼最大の特徴は
「奇跡の粘土」と調合技術
複合施設「THE GROUND MINO」を運営する有限会社アートホームデザインは、1900(明治33)年創業の食器専門商社をルーツとする井澤コーポレーションから分社された企業で、主に商材の企画開発を担っている。井澤コーポレーション4代目代表取締役で、アートホームデザイン役員取締役を務める井澤秀哉氏は、家業を継ぐ前に東京で陶磁器の総合商社に勤務していた。全国各地の陶磁器を扱いながら知識を増やし、帰郷するときには美濃焼の強みも課題もわかっていたという。
オリベストリート沿いにある複合施設「THE GROUND MINO」
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