全国トップクラスの光ブロードバンド環境と、世界最大級のLED生産拠点を誇る徳島県。過疎化という課題を抱えながらも、企業のサテライトオフィス開設が増え、地方創生の成功例としても注目される。農業や養鶏が盛んな他、医療・福祉の売上高が多く、従業者数割合は全国で2番目に多い。
徳島県の人口推移
人口は1995年から減少を続けており、2045年には53.5万人になると推計されている。総務省統計局「人口推計」(2019年10月1日)によれば、総人口は72.8万人で全国44位、対前年比人口増減率は-1.09%で全国42位であった。年齢3区分別で見ると、65歳以上の割合のみ0.5%増加して33.6%、うち75歳以上は17.5%であった。15 歳未満は11.2%、15~64歳は55.2%となり、ともに前年を下回った。

出典:RESAS
徳島県内市町村別
サテライトオフィス開設数
徳島県のサテライトオフィス開設数(2019年度末時点)は計67カ所で、最多の北海道(74カ所)に次いで、全国2位となっている。また、県内の24市町村のうち、半数以上となる14市町村にサテライトオフィスが設置されている。中でも、南部の美波町や徳島市と隣接する神山町、西部の美馬市、三好市などで開設数が多かった。

出典:総務省
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