2020年11月号
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地域特集 奈良県

パナソニック発ベンチャー 「着るロボット」で2030年の未来を描く

藤本 弘道(ATOUN 社長)

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人間がものを持ち上げる動きを、あうんの呼吸でサポートするパワードウェアを開発したATOUN。腰から腕、脚へとサポート範囲を広げるとともに、未来へのビジョンを発信し、新しい用途を探る。関西の先端科学技術研究機関の集積を生かし、1300年の歴史を持つまちでイノベーションを起こす。

藤本 弘道(ATOUN 社長)

奈良市北部に本社を置くATOUN(アトウン)は、パナソニックの社内ベンチャーとして2003年に設立された。同社が手掛ける製品は、人間の動作を支援する「着るロボット」である「パワードウェア」だ。最初に市販した前モデルと併せて、腰用のパワードウェアは累計1000台以上出荷されている。

使いやすさで支持を集める

ATOUNが創業時に構想していた中には、脳卒中患者のリハビリ用パワードウェアもあった。「エイリアンII」に登場するパワーローダーから着想した大型パワードスーツ「NIO」など、プロトタイプを製作した製品もある。だが、市場のニーズやタイミングなどから、作業支援に特化した製品の開発に注力し、市販を開始した。販売中のATOUN MODEL Yは、荷物を持ち上げたり下げたり、中腰で作業したりする際の動作の要となる腰の負担を減らすことにフォーカスしている。センサーが作業者の動きを読み取り、必要なタイミングを感知して「あうんの呼吸」で動作をアシストする。 パワードウェアのような人体を補助する機器は、2000年代に実用化され、急速に広まった新しい分野の製品だ。

ATOUN MODEL Yは、センサーを用いて人間の動作をサポートし、負担を減らす。右側は+ koteアタッチメントを付けた状態での使用例

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