数字で見る奈良県 1300年の歴史持つ古都を支える観光と製造業
食べ物と水に恵まれた住みやすい環境で、弥生時代から人々が暮らしていた奈良県。昔から寺社を核とした経済が発展し、現在も小売や医療・福祉、サービス業に従事する人が多い。関西の都市部から手軽に訪問できる観光地であることは、コロナ危機下ではプラスに働きそうだ。
奈良県の人口推移
2000年以降、奈良県の人口は減少の一途をたどっており、同年から老年人口が年少人口を上回るようになった。総務省統計局「人口推計」(2019年10月1日)によれば、対前年比人口増減率は-0.66%で全国25位だった。また年齢3区分別で見ると、65歳以上の割合は31.3%となり、うち75歳以上が対前年比増減率プラス3.8%で16.2%を占め、15歳未満の11.9%を上回っている。
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