2020年8月号
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大企業×ベンチャー

全国の古酒を統一ブランドでEC販売 海外市場開拓にも勝算

安村 亮彦(匠創生 代表取締役)

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10年以上熟成させた国産のお酒を、統一ブランド「古昔の美酒」の下で匠創生が発売した。海外コンテストで評価されても、個々の酒蔵では宣伝や販路拡大が難しく、埋もれていた熟成古酒。国内外の関心を集めてビンテージアルコールの新市場を作り、酒蔵と関連産業の活性化につなげる。

安村 亮彦(匠創生 代表取締役)

匠創生(兵庫県淡路市)は、2020年6月5日、酒蔵が長期間保存し熟成した「長期熟成古酒」をプレミアムギフトとしてオンライン販売する事業を開始した。全国33酒蔵、38銘柄を集め、「古昔の美酒(いにしえのびしゅ)」という統一ブランドで販売する。

熟成古酒の再評価を目指す

匠創生は、2017年5月に設立されたパソナグループのスタートアップ。日本の伝統文化産業の問題点解消をミッションとしており、今回のプロジェクトが最初の事業となる。

古酒のオンライン販売に加え、東京駅前の直営店「Tasting Bar & Shop POPPING STAND」でもテイスティングと購入ができるようにした。バーコーナーでは、ソムリエによる熟成古酒とおつまみのペアリングメニューも提供する。

熟成期間や元の酒の質により、古酒は様々な味わい・香りを持つようになる。ブランドが提供する銘柄の選定にあたっては、全国100以上の酒蔵を訪問し、17府県の酒蔵の日本酒30種、焼酎6種、泡盛1種、梅酒1種の古酒を発掘したという。熟成期間は原則10年以上としている。古酒を詰めた180ml瓶にはシリアルナンバーを付け、「東北」「関西」「北陸」や「琥珀」「光」「美」など、テーマを決めたセットや、35種類を1セットにした「時」などとして販売する。

古酒は数量限定。ラベルにはシリアルナンバーを振る

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