日本初、AIでヘッドハンティング 天職は人工知能が知っている
インターネット上の公開情報をクロールし、AIが人材のスキルや志向性を分析。候補者が転職しそうな時期も予測し、スカウトのメールを送る。それは、転職活動をしていない「潜在的な転職者層」のキャリアの可能性も広げる。

scoutyは、自社の転職サービスを活用し、優秀なエンジニアの採用につなげている
これまで、エンジニアを採用したい企業は、転職を希望しているエンジニアにしかアプローチすることができなかった。そして、転職サイトに登録された多数の候補者の中から、優秀な人材を選ぶのも簡単ではなかった。
また、本当に優秀なエンジニアは引く手あまたであり、人づての紹介で仕事が決まったりするため、転職サイトを利用すること自体が少ない。
さらに、優秀な人材であっても、日々の仕事に忙殺されて「自分の価値」を知る機会がなく、もっと良い条件で働ける可能性があるのに、今の職場に埋もれているかもしれない。
この、企業とエンジニア双方のギャップを埋める転職サービスが『scouty』だ。
特筆すべきは、何らかの転職サービスを利用し、転職したいという意思を表明しているエンジニアだけでなく、転職したいと考えていながら、実際には行動に移していない「転職潜在層」にもアプローチできること。
「転職市場にいる優秀な人材」は奪い合いになるが、「転職市場に出ていない優秀な人材」にアプローチできれば、競争の倍率は下がり、採用につなげやすくなる。

島田 寛基(scouty CEO)
AIが人材の能力を自動分析
『scouty』の仕組みは、次のようになる。情報取得のソースは、インターネット上に公開された「GitHub」などの技術情報共有サイト、ブログ、イベント参加の記録、SNSなど。独自開発のAIが、それらの情報をクロールする。
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