2017年9月号
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地域×デザイン まちを編みなおすプロジェクト

団地再生事業に新たな仕組みで挑む 「まちにわ ひばりが丘」

矢島 進二(日本デザイン振興会)

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「街に和」を描くとは、街に住む人達が互いに繋がり、日常をより楽しく、困った時には助け合える関係をつくること。こうした「ネイバーフッドデザイン」で、2016年度グッドデザイン賞を受賞したひばりが丘団地におけるエリアマネジメント手法を解き明かしたい。

100人で一つのテーブルを囲んだ住民交流イベント「まちにわ食堂」

荒 昌史さん (HITOTOWA代表)

憧れの象徴だったひばりが丘団地

「ひばりが丘団地」と聞いて懐かしさを感じる人は昭和の世代であろう。「団地」とは「集団住宅地」の略称で、主に地方から上京し都心で働く人に向け、一定水準の住宅を大量に供給するために日本住宅公団(現在のUR都市機構)が開発したものだ。

東京都の西東京市と東久留米市にまたがる「ひばりが丘団地」は、1959年に2,714戸という首都圏初の大規模団地として建設された。市出張所や野球場、スーパーマーケットなどを敷地内に擁する、いわゆるマンモス団地と呼ばれるもので、その後の住宅団地の手本になった。皇太子(当時)ご夫妻が視察されるなど、団地自体が未来に光り輝いていた時代の憧れの象徴が「ひばりが丘団地」だ。

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