元外資系金融マン、まちに新風 「経営の視点」が地域を変える

松山を活性化するのは、株主に配当を出す異色のまちづくり会社。社長の加戸慎太郎氏は、外資系金融会社を経て地元に戻り、商店街から地域全体へと活躍の場を広げ、「まちの経営」でその手段を発揮している。

銀天街・大街道のメインストリートには、複数の大型ビジョンが設置。映像による情報発信も、まちづくり松山の主要事業となっている

愛媛県松山市の中心地には、大街道と銀天街という2つの商店街がある。週末ともなると、若者、家族連れ、中高年など年代を問わず多くの人が集まっている。

地方都市の商店街が軒並み苦戦する中、スムーズに歩くためには左側通行を心がけねばならないほどの賑わいに、正直驚かされる。

特別な店が並んでいるわけでも、最新のアーケードにつくり直しているわけでもないが、松山の人は商店街を歩くのが当たり前だと思っているように見える。まちと人の心がつながっているのだ。

この松山市中心部の賑わい創出に大きな役割を果たしているのが、「株式会社まちづくり松山」である。きちんと利益を計上し、株主には配当金を出す異色のまちづくり組織。その社長であり、さまざまな地域振興組織でリーダーを任されている加戸慎太郎氏は、松山のまちづくりを牽引するフロントランナーだ。

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