四国ナンバーワン経済県の実力 データで見る愛媛県
愛媛県は南予・東予・中予という3つの圏域に大別され、それぞれ経済的・文化的な表情が異なる。県の特徴をさまざまなデータから分析する。
人口138万5,512人(2015年9月1日現在)
面積5676k㎡(全国26位)
県内総生産(2012年度、名目)4兆7,161億円(前年度比-6.5%、全国26位)
1人当たり県民所得(2012年度)247万円(前年度比-7.1%)
観光客入込数(2014年)2,646万人
愛媛の観光資源
日本最古の温泉・道後温泉や、外国人観光客にも大人気のしまなみ海道、西日本最高峰の石鎚山など、豊かな自然と文化に育まれた観光資源が数多く存在する。
(1)大山祇神社
全国の山祇神社の総本山である、しまなみ海道有数の観光スポット。宝物館には全国で国宝や重要文化財の指定を受けた武具・甲冑の約8割を収蔵する。
(2)伊東豊雄建築ミュージアム
世界的な建築家、伊東豊雄氏の設計図や模型を展示。伊東氏は今治市・大三島を「日本一美しい島」にすべくさまざまな地域活性化プロジェクトを展開。
(3)しまなみ海道
今治と広島県尾道を結ぶ全長約70kmの道路。日本初の海峡を横断する自転車道は、CNNの「世界の最も素晴らしいサイクリングルート」の一つに選ばれるなど、サイクリストの聖地として有名。
(4)タオル美術館ICHIHIRO
江戸時代を再現した歴史テーマパーク。広大な敷地には、街道、宿場、忍者の里、武家屋敷などの町並みが再現され、イベントが開催されている。
(5)道後温泉
日本書紀にも記される、日本最古の温泉。温泉のシンボルである道後温泉本館は、温泉入浴施設としては唯一重要文化財に指定されている。
(6)坂の上の雲ミュージアム
司馬遼太郎「坂の上の雲」をテーマに、小説や明治日本に関わる資料・映像を展示する、歴史ファン必見の施設。ミュージアムは安藤忠雄氏の設計。
(7)坊っちゃん劇場
県内企業と秋田県のわらび座が共同出資し2006年に開館。「坊っちゃん」「龍馬」「鶴姫伝説」など四国を題材とした演目で人気を集めている。
(8)別子銅山跡
江戸時代に開坑され、住友財閥興隆の礎となった銅山。現在は産業遺産として貯鉱庫跡などが見学でき、「東洋のマチュピチュ」とも評される。
(9)砥部焼伝統産業会館
白磁に藍で絵付けされた砥部焼は、約240年の歴史を持つ愛媛の伝統工芸。会館では歴史的資料や貴重な焼き物の展示のほか、全窯元の作品を販売する。
(10)石鎚山
標高1982mの西日本最高峰。1300年前に開山された修験道の霊山であり、登山道には全国でも珍しい鎖場もある。
(11)佐田岬
四国最西端の日本最長の細長い半島で、「岬十三里」とも。先端からは九州・佐賀関を間近に望むことができる、風光明媚なドライブコース。
(12)乙亥大相撲
毎年11月に開催される全国で唯一プロ力士とアマチュア力士の対決が見られる相撲の祭り。160年以上の歴史を持ち、乙亥会館で開催される。
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