2015年5月号
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プロジェクトニッポン 山口県

山口の日本海を「冒険」 体験型観光にチャンス

山野智久(アソビュー 代表取締役)

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ここ数年、旅行者自らが地域の魅力を見つけ、体験する観光のニーズが高まる中で、その土地に眠る素材本来の「価値」が見直されている。山口県には、歴史や文化の観光名所だけでなく、魅力あふれる「海」という資源がある。

山口県の日本海側には、無人島や洞窟が数多く点在。ダイナミックな地形の中で体験するシーカヤックは、冒険感が満載

消費者の観光に対するニーズは多様化し、有名な観光名所を巡るだけではなく、旅行先の自然や人々に触れ、その地でしか得られない体験をすることが重視されるようになってきている。しかしこうした観光客を魅了する、その土地本来の素材の良さは、現地に暮らす人々には見落とされていることも多い。今回は第三者の目から見たことによって、その土地に眠る魅力を見出した事例を紹介する。

生活に密着した海の魅力

山口県は源平合戦の舞台や明治維新を牽引した長州藩の拠点となるなど、数々の歴史的事件の舞台となった。史跡も数多く存在するため、歴史資産を活かした観光振興を行ってきた。

一方で、三方を海に囲まれた自然豊かな県でありながら、その海のすばらしさについてはあまり注目されてこなかった。県外から移住し、日本海の魅力に着目してシーカヤックのガイドツアーを開催するGI Paddlersの高井寧子氏に話を聞いた。

―ガイドツアーを始めたきっかけを教えてください。

高井寧子 GI Paddlers ナビゲーター

高井 17年前に地元・横浜でシーカヤックのガイドツアーを始めて、出産をきっかけに母親の実家があった山口に移住しました。それまで日本海は波が高く、険しい印象がありました。ところが移住してみると、凪の日はとても穏やかで、鏡のような水面がとても美しかったのです。

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