2014年4月号

防災を変える技術とアイデア

震災対策技術展

月刊事業構想 編集部

0
​ ​ ​

2月6、7日、第18回「震災対策技術展」がパシフィコ横浜で開催された。震災に備え、対応するための技術が一堂に会し、活発な商談が行われた。

ブリヂストンの「免震体験車」

防災・減災業界の発展に貢献

1997年に神戸で始まった震災対策技術展。18回目の今回は201団体・企業が出展した。耐震工法や天井落下防止装置などの地震対策製品から、発電や蓄電などの電力対策製品、非常時通信技術、備蓄品、津波対策、水害対策など、あらゆる耐災害技術が集結。南海トラフ地震や首都直下型地震のリスクが懸念される中、自治体関係者や企業の防災責任者など、多数の来場があった。

「震災対策にフォーカスした、国際的にも例のない大変ユニークな展示会です」と、実行委員長を務める濱田政則早稲田大学教授は胸を張る。

音と煙で津波を知らせる豊川鋼機の「のろしグナル」

ブリヂストンは独自の免震ゴムを利用した「免震体験車」を初披露。東日本大震災以降、急速に注目度が高まった免震技術だが、実際に性能を体験する機会はほとんどない。体験車は巨大地震発生時の免震・耐震・制震の3パターンの揺れを再現することができる。今後は体験車を全国の自治体などに派遣していく。

このほかにも救命艇や非常用階段避難車、落雷抑制システム、無人遮水システムなど、普段見たり体験したりできない製品が多数展示された。

展示会事務局・エグジビションテクノロジーズの山城彰彦氏は、開催の狙いを次のように話す。「防災・減災製品は、大企業だけでなく、豊かな発想をもった中小企業も多く開発しています。一方でこれらの企業は営業力や販路に限界があり、優れた製品でもあまり認知されていません。そういった企業や製品の発展に貢献できる展示会であり続けたいですね」。

震災対策技術展は6月17、18日に大阪、8月7、8日には宮城でも開催する。

ミズノマリンの救命艇

テクノグリーンの非常用階段避難車

展示会には防災用品の多様なユーザーが来場

0
​ ​ ​

バックナンバー

メルマガで記事を受け取る

メルマガ会員限定で、
ピックアップしたオンライン記事を
毎日お届けします。

以下でメルマガの登録ができます。

購読申し込みで全記事が読める

2018年4月号「SDGs×イノベーション」完売!

会員になって購読すれば、バックナンバー全記事が読めます。PC・スマートフォン・タブレットで読める電子ブックもご用意しています。

バックナンバー検索

注目のバックナンバーはこちら

最新情報をチェック。

会員になると 最新「事業構想」が読み放題。さらに

会員の特典をもっとみる