多彩に活躍する修了生たち グッドデザイン賞を受賞
多彩に活躍する修了生たち
グッドデザイン賞受賞
グッドデザイン賞とは、有形無形のあらゆるものを対象に優れたデザインに贈られる日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨の仕組みだ。単にものの美しさではなく、人、社会そして未来を豊かにするものを「グッド」なデザインと定義し、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する。
2024年度、事業構想大学院大学の修了生が事業構想で本賞を受賞した。平手和徳さん(大阪校4期/シナジーマーケティング)の事業構想「FAVTOWN(ファボタウン)」はふるさとの住民や出身者・行政・地元企業・学校・団体などが「地元が好き」という共通項でつながるふるさとファンメディア。クラウド型CRM(顧客関係管理)を手掛ける自社資源を活用した事業構想で、関係人口創出から地域創生を目指す。和歌山市をはじめ複数自治体がサービス導入を開始、注目度が高まるなかでの受賞となった。
名古屋校の新事業・SDGsプロジェクト研究修了生である堺裕太さん(シュポーン)は、手に持つ足としてデザインした杖「パラケイン」で受賞。これまでの棒形状から一新、まるで足のように機能し片麻痺のある方や膝・股関節に不調のある方の歩行を自然にサポートする。研究会で得たアイデア発想から、杖をポジティブなものに変えるという全く新しいコンセプトと方向性を生み出したという。特に優れたデザインとしてグッドデザイン・ベスト100、グッドフォーカス賞[技術・伝承デザイン](中小企業庁長官賞)にも選出された。
<現役院生の声>
ベトナムから入学
ボーダーレスに学び、事業構想する
ベトナムのフィンテックベンチャーに出向し現地に駐在して5年半になります。30代半ばに差しかかり現場感覚だけでなく、ビジネスそのものを体系的に理解したいと海外MBA等も検討しましたが、自身として新規事業開発の重要性を強く感じており、事業構想に重きを置く本学に入学しました。
海外からのオンライン受講は大学院設備の品質が良くスムーズに参加できています。演習型の授業が多く、議論を重ねるプロセスから知識が体に染みついていく実感があります。所属校舎以外の授業を履修することも可能なので選択の幅が広がり、全国の院生とリレーションシップを築けることも刺激的です。講義で得たファンダメンタルな要素を現地のマーケットでどう活かすか、新事業のアイデアに結びつけることを意識しています。
修了に向けて、世界どこでもボーダーレスに現地生活を検討できるプラットフォーム事業を構想しています。
経営者が大学院で研究する
価値を実感
複数の会社を経営しています。Wasshoi Labというユニークな社名には「和を重んじる」「和を背負う」という共助のコミュニティを大切にする想いを込めています。負け癖がつくと組織は弱体化する、複数事業を経営する中、いかに失敗の確率を減らしていくか思考を巡らせていたところ、事業を生み出す過程をアカデミックに学んでみようと入学を決意しました。
いろんな領域のプロフェッショナルから研究・実務と様々な視点で意見が飛び交う環境は刺激的です。授業は本質、軸となる部分を深掘りする機会が多く、WHYとHOWをバランス良く学べていると思います。
経営者として現場で先頭に立ち戦ってきた私にとって、大学院での研究は新たな気づきとともに、これまでの経験を俯瞰し答え合わせをしている感覚もあり、そこに一つの価値を感じています。自社の経営資源を活かしながら、未来につながる事業を構想していきます。
事業構想大学院大学 修士課程
事業構想特別セミナー
夢みる力が「気」をつくる
日時:2024年11月20日(水)18:30〜20:00
会場:事業構想大学院大学東京校、オンライン同時開催
費用:無料(事前お申込み制)
登壇者
唐池 恒二
事業構想大学院大学 特別招聘教授
九州旅客鉄道 相談役
一般社団法人九州観光機構 会長
本セミナーでは、その企画から運行まで自ら陣頭指揮を執ってきた「ななつ星」の事例をふまえつつ、また、国鉄の分割民営時に「三島会社」と揶揄されたJR九州が上場にまで漕ぎ着けられたのか、『夢みる力が「気」をつくる』をテーマにお話しいただきます。
説明会
東京/名古屋/大阪/福岡/仙台
<各校舎とオンラインで開催中>
※学事日程により開催日が変更になる可能性があります。最新のスケジュールは本学HPよりご確認ください。
※説明会のほか、個別相談も行っていますので、お気軽にお問合せください。
事業構想大学院大学公式ホームページ
www.mpd.ac.jp
公式Facebookでは、大学院の動きやセミナー等の開催告知をご案内しています。
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TEL : 03-3478-8411