東山動植物園 再生への挑戦
約60ヘクタールもの広大な総面積を持ち、約500種類の動物と約7000種類の植物を展示する名古屋市の東山動植物園。同園は現在、「東山動植物園再生プラン」を推進している。「市民の憩いの場」は、何を目指しているのか。
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名古屋市が運営する東山動植物園は、日本の動物園としては老舗の部類に入る。昭和12年(1937年)に開園し、2007年には70周年。日中戦争の同年にその歴史をスタートさせているのだから、刻まれた歴史は相当なものである。
その東山動植物園が再生プランのテーマとして「人と自然をつなぐ懸け橋へ」を定めたのが2006年のこと。翌年には基本計画を策定し、展示等の基本的な考え方や、施設整備の方針などが固まった。
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この再生プランが立ち上がった経緯について、再生整備課・再生整備係長の役職にあり、現場のリーダーとして活躍する鈴木昌哉氏はこう話す。
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