ベンチャーキャピタル分布図2013
2013年に入り、ベンチャーキャピタルによる投資は活況を見せている。主要なベンチャーキャピタル及びベンチャー投資のプレイヤー28社から1社につき3社ずつ、主に2013年に投資実行された(一部2012年実行の案件も含む)各社の投資先を一覧で紹介する。ベンチャーキャピタル業界の現況を掴む一役になれば幸いだ。
Text by 梅木雄平(The Startup代表取締役)
誌面の都合上、各3社ずつの紹介となったが、別ページで紹介した各ラウンドの主要プレイヤーに加えるとこんなプレイヤーの勢いが昨今は目立つ。アーリーステージではインキュベイトファンド、サイバーエージェント・ベンチャーズに加え、著名投資家である松山大河氏率いるEAST VENTURESや、まだ20代の投資家である佐俣アンリ氏によるANRIなどの投資先に定評がある。
シリーズAラウンドでは伊藤忠テクノロジーベンチャーズに加え、グロービス・キャピタルパートナーズが双璧をなす市場感で、DGインキュベーションあたりが存在感を増してきている。ジャフコ、ニッセイキャピタルといった金融機関系VCも投資件数が多い。
シリーズBではフィデリティに加え、KDDIやドコモなどの通信キャリアによる投資が増加。サイバーエージェントも本体のBSからの投資を加速させる方針を発表している。
シード中心
創業支援のフェーズ。2011年頃からプレイヤーが増え、スタートアップ企業の増加に寄与
サムライインキュベート
70社強の創業期のスタートアップに投資する日本を代表するシードアクセラレーター
- 投資額:
300万円-500万円 - 主要投資先:
トーキョーストーム
職人さんドットコム
ユニリングス
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