会社の成長にフォーカスせよ

日本において未上場企業へ5億円から10億円程度の成長資金を提供するベンチャーキャピタルは少ない。2012年においては未上場企業への10億円以上の投資件数はゼロ。2013年に入り、バイオ系も含めると10億円以上の投資件数は10件を超えてきている。
Text by 梅木雄平(The Startup代表取締役)

いわゆるシリーズAラウンドでの1億円前後の資金調達を経て、5億円前後のシリーズBラウンドでの資金調達が2013年に入ってから増えてきている。官民ファンドである産業革新機構もこのラウンドでのプレイヤーであり、10億円前後での投資を手掛ける。世界最大の資産運用会社であるFidelityはファンドではなくプリンシパル資金で日本企業を対象としたベンチャー投資を、Fidelity Growth PartnersJapan を通して始めた。プレイヤーが数少ないシリーズBラウンドの中で成長資金を投じるFidelity GrowthPartners Japan代表のDavidMilstein氏に話を聞いた。

グローバルでの事業展開支援に期待

Fidelityの日本での投資先はAndroidアプリ向け収益化プラットフォーム「metaps(メタップス)」とイベント管理及びチケッティングの「peatix」の2社。メタップスは2013年3月に同社から10億円の投資を受けているメタップスCFO山崎祐一郎氏にFidelityを選んだ理由を聞いた。

「世界最大の投資会社であるFidelityと組むことで、Exit後も視野に入れた長期的なパートナーシップが構築出来ると考えました。また、当社がフォーカスしているアジア市場においても、中国のアリババをはじめとする投資実績があり、グローバルでの事業展開を行うにあたり最高のパートナーであると確信しました」。

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