2013年8月号
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地域未来構想 新潟県

「にいがた酒の陣」成功の理由

月刊事業構想 編集部

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今年3月、2日間に渡り開催された「にいがた酒の陣」は、8万6千人を越える入場者を数えた。県の一大行事となった同イベントは、どのような戦略で運営されているのか。

会場にはたくさんのブースが設けられ、試飲や試食を楽しめる

新潟有数の集客力を誇るイベントとして成長した酒の陣だが、その成功の理由はどこにあるのだろうか。新潟県酒造組合事務局長水間秀一氏にイベント開始当時の話を聞いた。

「まずは、おいしい新潟の酒をもっともっと知ってもらいたい、というシンプルな考えがスタート地点でした。また『淡麗プロジェクト』を立ち上げることで、新潟の酒の正しい知識を全国の方々へ持ってもらいたかったんです。イベントを立ち上げることで県内の需要振興も期待していましたが、正直申し上げると初年度はどのくらい人が集まってくれるのか見当がつきませんでした。しかし終わってみれば約5万人もの入場者がありました」

東日本大震災のあった2011年をのぞき例年3月に開催されている酒の陣は、ドイツ・ミュンヘンで開かれているビールの祭典「オクトーバーフェスト」をモデルにしている。自分たちの住んでいる土地を大切に思い、県外や国外から来た人たちとともに地元の食と地酒を楽しむことが大きなコンセプトだ。今年は約90の酒蔵と地酒500種類以上が揃い、新潟の多彩な料理とともに来場者の舌を満足させた。

2011年に東日本大震災の影響で数量が落ち込んだ新潟清酒の出荷量も2012年は増加に転じた。震災からの反動に加え、高級志向から吟醸酒や純米酒の需要が伸びたことが原因と見られている。新潟県酒造組合会長齋藤吉平氏は、「にいがた酒の陣などでPRを続けることで、増加傾向を維持したい」と意気込む。

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