Jの理念を実現し、日本の頂点へ

クラブ設立20周年を迎えた昨季、念願のJリーグ初優勝を成し遂げたサンフレッチェ広島。その栄冠は、地域に根を張る活動を続けてきた中で、花開いた一つの成果でもある。

クラブ設立20周年を迎えた2012年、サンフレッチェ広島は念願のリーグ戦初制覇を成し遂げた。平和大通りを紫に染めた優勝パレードには8万人が詰めかけ、広島の街は活況を呈した。

1月1日付で新社長に就任した小谷野薫氏は、「サンフレッチェが優勝争いをしていく過程で市民、県民の心が一つになっていくのを見ているのは感動的でした。また、最新のJリーグによる全40クラブのホーム観戦者調査において、『地元クラブの地域貢献を評価する観客の比率』でサンフレッチェが第1位だったことも本当に嬉しく思います」と話す。

そして、広島のサッカー熱が高まりつつある今が重要だと考えている。

「これからはエディオンスタジアムだけでなく街中でもにぎわいを加速させていきたい。市民、県民で一緒になってサッカーが盛り上がる場をより多く作っていくことが、クラブのみならず、広島の街全体の活性化にもつながっていきます」

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