異業種参入で「医療」「環境」にブレイクスルー

2011年7月、「ひろしま産業新成長ビジョン」としてイノベーション立県の実現を表明した広島県。新たな2つの柱を機軸に、基幹産業のさらなる成長に取り組んでいる。

広島県は自動車産業や鉄鋼業が盛んで、古くから「ものづくり」に定評がある。しかし、これらの産業は世界情勢などに左右される傾向がある。そこで広島県は不況に強い医療分野に目を付け、既存技術を活用して医療分野に進出する「医工連携プロジェクト」を発足した。

企業と医療現場を結び付ける

広島県は広島国際大学と医療分野で連携・協力を進める

医療関係は製品の種類が多く、周辺機器や福祉機器・倉庫業や運搬業など裾野が広いため中小企業でも参入しやすい。すでにいくつかの自動車部品メーカーが医療分野に参入を果たしており、広島県が実施する補助金制度やマッチング支援などを活用し、新規参入を加速する。

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