2013年3月号
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ショッピングイノベーション

アマゾンの弱点を突くベンチャーが台頭

宗像淳(イノーバ代表)

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アマゾンが市場を牛耳る米国のEC業界で、ベンチャーを中心に新しい動きが出てきた。豊富な品揃えと低価格を売りにするのではなく、商品の質と目利きで差別化を図っている。

海外で新しい形のEコマースビジネスが活況を呈している。彼らは、アマゾンなどの既存のプレイヤーが満たせない顧客ニーズをユニークな方法で解決し急成長を遂げている。今回は加熱する海外のEコマースの事例と彼らの戦略をご紹介しよう。

最初に、アマゾンが解決できていない顧客ニーズとは何かを考えてみよう。それは「情報量が多すぎる」「好みの店にフラッと立ち寄るように、気軽に好みの製品に出会えない」ということだ。この問題をユニークな形で解決し、急成長を遂げているのが、毎月お勧めの靴を届けるシューダズル(Shoedazzle)と、デザイン商品の割引販売サイトファブ(Fab)である。

米国で加熱する定期購入型EC

女性が靴選びにかける時間を省く定期購入型で成功したシューダズル

シューダズルは女性向けの靴の販売に特化しているECだ。利用者は、毎月約40ドル支払うと、好みに合わせた靴が自宅に届く。会員登録の際に、好みの靴のデザインを質問することで、利用者の好みを学習・分析して、常に最適な商品を提案する。自宅に居ながらにして、自分の好みの靴が届くという便利さが受けて、利用者は急増。創業後3年ほどで、利用者数は1300万人、売上げは100億円を超えた。

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