燕三条の100以上の工場と繋がる地域創生型ワークプレイスが開業

三条市とJR東日本が、地域創生型ワークプレイス「JRE Local Hub 燕三条」を燕三条駅構内に開業した。燕三条の100以上の工場と国内外のメーカーをつなぐビジネスマッチングサービスを提供する。

日本の生産年齢人口(15~64歳)は1995年頃をピークに減少が続き、2020年には16.3%、2045年には35.9%減少する見通しだ。また、20代の人口減少は更に深刻で、既に2020年には36%減少しているが、2045年には約半減の49.5%もの減少が予測されている(いずれも1995年比)。

「駅の交流拠点化」を目指す

JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革 2027」で掲げる「地方を豊かに」を実現するため、駅の交流拠点化を推進している。地域の駅を拠点にしてエリア外のヒトやサービスをつなぎ、地域の産業や人材を育成することで、新たな地方創生を目指している。

この「駅の交流拠点化」の一環として、三条市とJR東日本新潟支社が燕三条駅構内に開設準備を進めていた地域創生型ワークプレイス「JRE Local Hub 燕三条」が、2023年2月17日に開業した。同プロジェクトは、バーチャルネットワークで離れたオフィスを一つにつなげる「空間自在ワークプレイスサービス」などのDXを活用し、居住エリアに捉われない豊かな教育・くらしを提供することを目的として、2022年より進められてきた。

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