春から新制度がスタート 物流の課題を解きほぐし、乗り越える

2026年4月、改正物流総合効率化法により、企業の物流全般を広く統括する「CLO」が多くの企業で新しく置かれることになった。今回の特集では、春からの新しいルールの解説に加え、物流の課題を解きほぐし、乗り越えるための様々な挑戦――共同輸配送、海運モーダルシフト、自動化や住所のデジタル化をはじめとするDXによる業務革新――を紹介する。また、新規事業としての物流分野への参入や、事業承継によるノウハウの継承事例なども取り上げた。国内の物流は、担い手不足の問題に加え、エネルギー供給の先行き不安といった課題も加わってきたところだが、ピンチを新たな価値を生み出す機会に変えるための思考の転換に役立ててほしい。

 

CONTENTS

危機の時代に問われる連携・効率化・DX 予測不能な未来を切り拓く
 月刊事業構想 編集部

「競争領域」から「協調領域」へ 物流構造改革に向けて
 髙田 龍(国土交通省 物流・自動車局 物流政策課長)

三菱倉庫 未来志向の改革でサプライチェーンを支える
 斉藤 秀親(三菱倉庫 代表取締役社長)

食品の物流リスクに業界で協力して取り組む 競争は商品で、物流は共同で
 坂本 次郎(F-LINE 代表取締役社長)

労力と環境負荷の少なさが特長 海運モーダルシフトが変える輸送
 栗林 宏吉(日本内航海運組合総連合会会長)

7桁のコードで物流の世界を効率化する デジタルアドレスによる社会変革
 西郷 佐知子(日本郵便 DX戦略部担当部長)、財前 幸一郎(日本郵便 DX戦略部長)

日本郵船の知見をもとにした物流の改革 現場課題に寄り添う物流DX
 北 裕次(Symphony Creative Solutions 代表取締役社長)

慢性的な人手不足の課題への取り組み 「引っ越しTech」で業務に革新
 文字 放想 (アップル 代表取締役)

プレス業に始まり品目の幅を拡大 試行を重ね、選ばれる物流企業に
 床枝 啓太郎(床枝衣料工業 代表取締役)

レースに挑む競走馬を守り抜く 輸送品質で業界を牽引
 鷹野 衛(鷹野運送 代表取締役社長)