銀行業から未来創造業へ 地域とともに明るい未来を創り出す
1949年の創業以来、「地域社会の繁栄に奉仕する」を社是に、地域に寄り添い、地域とともに成長してきた名古屋銀行。銀行業の枠を超えたソリューション事業へ、事業領域の拡大を進めてきた。静岡銀行とのアライアンスを経て、さらなる成長へと歩を進める同行の未来図を聞く。

藤原 一朗 名古屋銀行 取締役頭取
伊勢湾台風から続くDNA
地域金融機関の役割は
戦後間もなくの1949年(昭和24年)、庶民の需要を満たす銀行が求められるなか、東海3県の地銀では最後発で立ち上がった名古屋銀行。その成長の原点は1959年(昭和34年)の伊勢湾台風に始まる。東海地方に未曾有のダメージを与えた伊勢湾台風。貯木場から高波で流された丸太が家屋をなぎ倒し、銀行の通帳・印鑑を流された地域住民が町に溢れた。
当時、名古屋銀行の前身である名古屋相互銀行は、通帳・印鑑なしでの預金払い出しに応じ、復興資金として地域の工場再建にも大胆な貸し出しを行った。
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