国土のインフラ整備を支える 測る技術と人を生かす経営で価値を生む
建設現場の工事測量分野で業界トップクラスの技術力を誇るきんそく。創業以来培ってきた測る技術を核に、測量、地質調査、設計などのサービスをワンストップで提供。近年はICTを活用したシステム開発で、「現場の常識を変える」価値の創出に挑む。創業者で代表の奥野勝司氏に、経営への想いを聞く。

きんそくでは、建設工事に欠かせない「ハカル」を担い、インフラ事業を根底から支えている
「経営には哲学が必要」
理念経営へ転換、売上を伸ばす
高校時代からの起業の夢を叶えるべく、1992年、27歳できんそくを創業した奥野氏。顧客の要望に応えようという一心で技術力を上げ、信頼を勝ち取ってきた。創業から約20年間は独学で経営に挑み、平均的な売上が1億5000万円程度の測量業界で売上8億円規模、従業員も100人ほどの会社へと成長させた。
「利益もそこそこ上げ、周りからはちやほやされましたが、『これが本当に自分の求めていた起業、社長業なのか』という疑問が常にありました」。
奥野氏の経営人生における大きな転換点は2011年だ。京セラの創業者・稲盛和夫氏を塾長とする経営塾『盛和塾』と出会い、「経営には哲学が必要」だと学び、理念経営へと大きく舵を切る。
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