研究員14人が構想を披露 「南相馬市プロジェクト研究」発表会

福島県南相馬市と事業構想大学院大学は2022年度、地域資源を活用した新規事業の創出や、地域課題を解決する人材の育成を目的に、「南相馬市プロジェクト研究」を実施した。3月29日に開かれた研究最終発表会では、南相馬市の未来に向けた構想が多数発表された。

南相馬市プロジェクト研究最終発表会では14人の研究員が構想を発表

南相馬プロジェクト研究とは

東日本大震災から12年が経過した南相馬市。震災前の日常生活を取り戻すための復旧・復興と、新たな価値創造に向けた施策が進められており、ロボット産業の集積とベンチャーエコシステムの形成や、小高復興産業団地(フロンティアパーク)の整備、教育・子育て支援施策の強化等による人材の呼び込みなどに取り組んでいる。

こうした中で、地域経済の活性化や、まちづくりおよび地域課題の解決のための人材育成を進めるために、南相馬市と事業構想大学院大学は2022年3月に「地方創生及び人材育成の推進に係る連携に関する協定」を締結した。

本協定の内容を具体化する手段として2022年5月に「南相馬市プロジェクト研究」を開講。①南相馬鹿島サービスエリア(セデッテかしまを含む)のポテンシャルや地域資源を生かした地域活性化策の検討と、②変化が激しい予測困難な状況において、課題解決のための事業構想ができる人材の育成、を主な目的として定めた。

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