幅広い年齢層の利用と交流の場へ 都立明治公園をPark-PFIにより整備

新国立競技場の南側にある明治公園がリニューアルされ、芝生や樹林地、子どもの遊具を設けた公園になった。100年先を視野に入れたランドスケープ設計で、毎日の暮らしに溶け込んだ公園を目指す。

全面開業を目指し店舗部分の整備が進む。手前は人工芝に遊具を置いた「インクルーシブ広場」

Tokyo Legacy Parksは、2023年10月31日、都立公園では初のPark-PFI事業である都立明治公園を一部開園した。店舗部分は2024年1月に開業する。Tokyo Legacy Parksは、東京建物、三井物産、日本工営都市空間、西武造園、読売広告社、日テレ アックスオンを構成員とするコンソーシアムが設立した企業。

なおPark-PFIは都市公園法に基づき、民間の資源を生かして都市公園を整備・管理し魅力的なものにしていくことを目指した制度。都市公園に飲食店や売店などを開設する民間事業者を公募で選定、事業者が公園の整備にかかる費用も一部負担し、公的資金からの拠出を減らす。既に多くの自治体で活用されている制度で、名古屋市の久屋大通公園や、都内では豊島区の「としまみどりの防災公園」がPark-PFIで運営されている。

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