冷凍・冷蔵設備のフクシマガリレイ 事業領域を拡大、海外展開を強化
業務用冷凍冷蔵庫や、スーパー・コンビニなどで使われるショーケース製造を起点とし、食品を低温に保つ技術を軸に成長してきたフクシマガリレイ。「食といのちの未来を拓く」を新たなパーパスに、医療分野などへも事業領域を広げ、フードロスや脱炭素といった社会課題に取り組んでいる。
福島 豪(フクシマガリレイ 代表取締役社長)
業務用冷凍冷蔵庫のメーカー
M&Aで事業を拡大
フクシマガリレイは1951年に大阪市で創業した機械メーカーだ。業務用冷凍冷蔵庫からスタートし、冷凍・冷蔵ショーケース事業を開始。外食産業、スーパー、コンビニなど、食の川下である消費者に近い領域の設備を製造・販売・メンテナンスしてきた。フクシマガリレイは1951年に大阪市で創業した機械メーカーだ。業務用冷凍冷蔵庫からスタートし、冷凍・冷蔵ショーケース事業を開始。外食産業、スーパー、コンビニなど、食の川下である消費者に近い領域の設備を製造・販売・メンテナンスしてきた。
フクシマガリレイは1951年に大阪市で創業した機械メーカーだ。業務用冷凍冷蔵庫からスタートし、冷凍・冷蔵ショーケース事業を開始。外食産業、スーパー、コンビニなど、食の川下である消費者に近い領域の設備を製造・販売・メンテナンスしてきた。
最近では、2013年にFSP(現ガリレイパネルクリエイト)を設立し、食品工場や物流施設で使用される断熱パネルの製造販売に参入。また食品工場の生産ライン・物流ラインの省人化・省力化に貢献する機械を開発する省研(現ショウケンガリレイ)、食器洗浄機や自動調理器を製造・販売する日本洗浄機をグループ会社に加え、ビジネスを拡大してきた。2025年4月には、持株会社体制に移行。グループシナジーの最大化を図り、食の川上から川下まで、あらゆるシーンで価値を創造する企業を目指す。
足元の事業環境としては、国内は外食関係がインバウンドの影響もあり好調だ。また、冷凍・冷蔵ショーケースについても、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで、省エネ性・環境性に優れた同社製品への入替需要が堅調に推移している。ショーケース事業は、ここ10年で売上規模が2倍となり、生産台数も急増。同グループ最大の事業に成長した。
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