佐藤工業がダム巡るインフラツアー事業化へ 日光の観光資源として提案
(※本記事は「旅行新聞」に2025年11月11日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)
総合建設会社の佐藤工業(平間宏社長、東京都中央区)は10月30日(木)、土木技術者の案内で栃木県日光市の五十里ダムや川治ダムなどを巡るファムトリップを実施した。同社の企画「土木技術者の知見を活かしたインフラツアーで鬼怒川上流ダム群を観光資源化し、地域の魅力向上を図る事業」が観光庁の「地域観光魅力向上事業」に採択されたことを受けての試み。同ツアーに同行取材した。
公共投資が減るなか、多くの人にインフラの整備や維持、管理の必要性を楽しみながら旅行を通じて深く理解してもらおうと、 佐藤工業は社内にインフラツーリズム事業化研究会を発足。同会のメンバーが国内旅行業務取扱管理者の資格を取得するなど、事業化を進めている。こうしたなか、今回は旅行会社やメディアなど約20人を招待し、インフラツアーの催行に向けた課題の抽出や、収益化に向けブラッシュアップが狙い。
ツアーの冒頭には30年以上、土木事業本部で現場を担当してきた岩橋公男ゼネラルマネージャーが国内にあるダムの種類や目的などを説明。
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