「応援購入」は地域インフラに Makuakeが目指す商品開発のDX

クラウドファンディングは地域の企業・団体の資金調達や新規事業開発ツールとして広く定着した。地方創生へのクラウドファンディングの有効性や「応援購入」の価値、地域企業に求められる商品開発のDXについて、マクアケの木内文昭取締役に聞いた。

木内 文昭(マクアケ取締役、共同創業者)

過半数が地域企業のプロジェクト

2013年創業の応援購入サービス『Makuake』は、毎月約600件を超えるプロジェクトを掲載。全国各地の食品からファッション、飲食店、イベント、映画、伝統工芸までの多様な産業で、累計1万3000件以上のプロジェクトをサポートしてきた。会員数は上昇を続け、昨年12月時点で約130万人を突破し、リピート率は7割超を維持している。

Makuakeに掲載されるプロジェクトの半数以上は地方発だ(岩手製鉄のプロジェクトページ)

Makuakeの共同創業者の一人であり、株式会社マクアケの取締役、木内文昭氏は「私達は自社サービスを『クラウドファンディング』という資金調達手法だとは考えていません。プロジェクト実行者(作り手)の想いやストーリーに共感した上で応援購入する『応援購入プラットフォーム』と標榜しています」と話す。

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