ユニフォームネクスト ボトムアップへの変革でさらなる成長を

インターネットを中心に業務用ユニフォームの販売を全国展開するユニフォームネクスト。2017年、福井県内企業としては10年ぶりとなる東証マザーズ上場を果たし、大きな話題を呼んだ。家業を継ぎ、二代目社長として同社を牽引する横井康孝氏に、その成長戦略と事業構想を聞いた。

横井 康孝(ユニフォームネクスト株式会社 代表取締役社長)

ネット通販だからこそ
対面並みの細やかな顧客対応

業務用ユニフォームを販売するユニフォームネクストがネット通販事業へ本格参入したのは、横井氏が社長に就任した2007年のことだ。横井氏は小売業界での経験を経て、1997年に父親が創業して3年目の同社に入社した。

「入社後10年にわたり顧客開拓・販路拡大に邁進しましたが、当初は労力の割に利益率が向上しないジレンマがありました。何とか活路を見出そうと模索する中で知ったランチェスター戦略にヒントを得て、ユニフォーム販売という幅広いビジネスの中で、まずは飲食店向けのユニフォームに的を絞りました。その上で、ネット通販に参入して販路拡大を図ったのです」

飲食店ユニフォーム、作業服、事務服、白衣・スクラブの通販サイトがある

当時、業務用ユニフォームのネット通販自体はすでに珍しくなかった。だが横井氏は、他社のサイトを見て「これなら勝てる」と思ったという。

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