2020年4月号
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生活のデジタルトランスフォーメーション

アイロボット 「ルンバ」が進化、データを収集して人のパートナーに

月刊事業構想 編集部

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「家庭用ロボット掃除機」という新しい家電カテゴリーを創出したiRobot社。設立から30年、現在の目標は家電同士がネットを介してつながり、人間の望みをかなえる「魔法の家」だ。日本法人では、世帯普及率100%を目指した様々な施策や、顧客体験向上に取り組む。

コリン・アングル(iRobot Corporation CEO)(右)、挽野 元(アイロボットジャパン 代表執行役員社長)(左)

米iRobot社が2002年に発売したロボット掃除機「ルンバ」は、消費者向けロボット家電の先駆けになった。自走して床やカーペットの上を掃除するという、現在のロボット掃除機の基本形はルンバから生まれた。

iRobot社は、1990年にマサチューセッツ工科大学人工知能研究室出身の3人の研究者が設立した企業だ。米政府の依頼で火星探査用ロボットをデザインするなどの公的事業と並行して、家庭用ロボットの開発を続けている。

2020年に設立から30周年を迎える同社。CEOのコリン・アングル氏は、最新版の「ルンバs9+」の日本での発売に合わせて来日し、2020年2月19日には記者会見でプレゼンテーションした。同氏は「iRobotはロボットだけでなく、プラットフォームを提供する」と語り、掃除機だけでなく、家全体をパートナーにするという同社の構想を説明した。

ルンバ最上位機種のs9+とブラーバ。s9+で取得した室内のデータをブラーバと共有することで、効率よく拭き掃除ができる

残り73%

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