伝統工芸職人の「町医者」に インタウンデザイナーという生き方
福井県鯖江市のTSUGIは、産地の活性化に不可欠な地場企業のブランディングや産業観光に取り組む、新時代のデザイナー集団。TSUGIを率いる新山直広氏は、デザイナー経験ゼロから独学で事業を育て上げた。
眼鏡のまちとして有名な福井県鯖江市。眼鏡以外にも1500年の伝統を誇る漆器、和紙、箪笥、打刃物、焼物といった伝統的産業が半径10kmに点在する稀有なまちである。
ここで「産地特化型のデザイン事務所」として活躍するのがTSUGI(合同会社ツギ)だ。
代表の新山直広氏を筆頭に、メンバーは全員が移住者。地元企業のデザインワークやブランディングのほか、産業観光イベントの企画・運営、自社製品開発などに取り組み、産地に新風を吹き込んでいる。
「地域にある見えないバリアや固定概念を打ち破れるのは、僕達移り住んできた若者だと思います」と新山氏は語る。
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