「つながる」力で地域を活性化 品川区、荒川区、坂井市の方策

まちの魅力をどう伝えるか。人と地域をつなぎ、活性の流れを創出するにはどうすればよいか。「つながる」「つなげる」力で地域を元気にするシティプロモーションが注目されている。その核となって活動する3人の行政トップが議論した。

シティプロモーションサミットの1日目。多くの参加者が見守る中、活発に意見が交わされた

地域を元気にする
つながる力・つなげる力

2017年10月26日、27日の2日間にわたり東京都品川区で開催された、全国シティプロモーションサミット。都市や地域の特性を踏まえ、理想の姿の実現に向けたプロモーション施策を披露し、活発な情報共有を行いながら未来に向けて議論する場だ。

オープニングセレモニー後のプログラムでは、「『つながる』『つなげる』力で、地域を元気に。」を主題に、品川区長の濱野健氏、荒川区長・特別区長会会長の西川太一郎氏、福井県坂井市長・特別区全国連携プロジェクト品川区パートナーの坂本憲男氏によるトークセッションが開催された。進行は事業構想大学院大学の田中里沙学長。

特別区(東京23区)は、全国の各地域と産業、観光、文化、スポーツなど様々な分野での新たな連携を模索し、経済の活性化、市街地の活性化につながる取り組みを「特別区全国連携プロジェクト」として展開している。荒川区長がリーダーを務める同プロジェクトをきっかけに、2015年から交流を深めている品川区と坂井市は、昨年の全国シティプロモーションサミットを共催した。

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