スマホ世代にアピール 地元民の良質な情報を美しく届ける

TABI LABO 地方創生事業部事業責任者 白坂ゆき氏

ウェブに特化したメディアを運営するTABI LABOは、2017年4月に地方創生事業を開始した。企画から、制作・発信までを一貫して実施できる体制と、世界中のトレンドをリアルタイムで収集・分析し、蓄積した知見を活かして、地方自治体の魅力を全世界に拡散しようとしている。

「TABI LABOのメインユーザーは、20~40代の東京圏在住の可処分所得が多い層で、主にスマホで情報収集している。その層に伝わるメディアを作れるのが強み」と、同社地方創生事業部事業責任者の白坂ゆき氏は話す。

TABI LABOが、地方の情報を広めるプラットフォームとしているのが、JAPAN LOCALプロジェクトだ。今回のセッションでは、これを通じて自治体が情報発信した例として、新潟県の錦鯉に関するコンテンツを紹介した。海外で人気が高い錦鯉の美しさを、動画と文章でまとめたものだ。動画制作の際には、外国人にもアピールするように配慮した。また、愛媛県八幡浜市の高級みかんを紹介するコンテンツも制作し、JAPAN LOCALで配信している。

並行して、2017年10月には、自治体と協力してシティガイドを作るプロジェクトを開始した。第一弾は宮崎県日南市。地元の人なら知っている、本当においしい料理や、楽しい体験を集め、SNSなどを通じて伝わるコンテンツづくりを目指す。

 

お問い合わせ


株式会社TABI LABO
地方創生事業部 白坂
TEL:03-6427-0729
Mail:local@tabi-labo.com

 

この記事に関するお問い合わせは以下のフォームより送信してください。