歯科業界最大の「情報のハブ」に 地域包括ケアで広がる市場

医師向けの情報ポータルに比べると、歯科医師向けのサービスは少ない。歯科医が起業したWHITE CROSSは、歯科医療従事者への情報提供に特化したサイト。動画を用いた最新の手技の紹介や、歯科助手の教育コンテンツも充実させている。

赤司 征大(WHITE CROSS 代表取締役社長)

起業家が少ない歯科医療の分野で、注目を集めているスタートアップがある。赤司征大社長が2015年に設立したWHITE CROSSだ。同社は2016年3月、歯科医療従事者専用のポータルサイト『WHITE CROSS』をスタート。以降、右肩上がりでユーザー数を伸ばしている。

2017年9月には登録者数が7500名を超え、国内トップクラスの規模に成長。2017年9月にニッセイ・キャピタルから約1.5億円の投資を受け、サービスの充実を進めており、2020年までに10万人規模の登録者数を目指している。

歯科医師を経てMBA取得

赤司社長の実家は歯科医院であり、自身の進学先として歯学部を選んだのは自然なことだった。赤司社長がユニークだったのは、そこで歯科医療界全体に関心を持ち、業界の課題に対して自分なりの答えを見つけようとしたことだ。

赤司社長は、大学在学中に中小企業診断士の資格を取得。卒業後は歯科医療法人で診療に従事していたが、自身の中で「歯科医療の社会的価値を高めるには、どうすれば良いのか」という問題意識が大きくなっていた。より視座を高め、マネジメントの領域に踏み出すため、赤司社長はUCLAの大学院に留学。WHITE CROSSのビジネスプランは、そこで学びながら生み出されたものだ。

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