2016年10月号
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地方創生の検証と対策

食ビジネス育成に必要な「女性の視点」

金丸 弘美(食総合プロデューサー、食環境ジャーナリスト)

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「食」はどの地域にも存在する資源であり、地域活性化のカギを握る。食による地域活性化を成功させるための条件とは何か。食総合プロデューサーの金丸弘美氏は、それは「女性の視点」だという。

愛媛県今治市の農協が運営する直売所「さいさいきて屋」の店内と、完熟イチゴのタルト

食で地域を盛り上げようという機運が高まっている。産地直売所で地域産品がヒットしているとか、農家の主婦が活躍しているレストランといった話題もよく耳にするようになった。

しかし、食総合プロデューサーの金丸弘美氏によれば、現実はかなり厳しいようだ。

「全国に道の駅が1000カ所以上、農産物や海産物の直売所が1万7000カ所近くありますが、そのほとんどがうまくいっていません。とある道の駅で採算を訊ねたら『トントンですね』と答えましたが、詳しく話を聞くと、売上げは4900万円、人件費は市の負担だから未計上。6億円もの補助金を受けていながら、実際はマネジメントができていない現状です」

道の駅や直売所の担当者は売上不振の理由として「場所が悪い」「スーパーマーケットに勝てない」などを挙げるが、道の駅はそもそも好立地には作られないし、産地直売を掲げる以上、取扱商品が限られるのは自明。

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