外国人の派遣・紹介サービスで、「地方」を変革へ

優秀な外国人にターゲットを絞り、企業に派遣・紹介するグローバルパワー。同社は、外国人活用のノウハウと、圧倒的な外国人求職者のデータベースを持ち、その強みを活かすことで、新たなマーケットの開拓を狙っている。

小売・飲食業の現場で、外国人の活用は広がっている(写真はイメージ)

「僕は、有効求人倍率を見るのが趣味なんです。非正規雇用に限って言えば、1倍以下になったのは、1977年と、2009年~2011年の3年。つまり、50年間で4年だけ。あとはずっと1倍を超えています。日本はずっと人手不足なんです」と、グローバルパワーの代表取締役、竹内幸一氏は切り出した。

グローバルパワーは、国内最大級の外国人就職情報サイト「NINJA」と、業界最安値求人マッチングサイト「カタコトバイト」を運営。日本で働きたい外国人と、外国人を雇いたい企業のマッチングを手掛けている。

日本語が上手な外国人の派遣・紹介に特化したこともあり、国内大手企業からの引き合いは多い。HISからJTB、ANAといった旅行関連をはじめ、マツモトキヨシやヨドバシカメラ、ローソンといった小売業、三井不動産やセブン銀行など幅広い業種に外国人を派遣・紹介している。

竹内幸一(グローバルパワー 代表取締役)

逆境を乗り越えて黒字化

日本の人口は、2008年をピークに減少に転じている。人手不足もあって、都内の小売・飲食業などでは、外国人が働く姿を見かけるのは珍しくなくなった。しかし、竹内代表は、外国人の派遣・紹介サービスに「競合はほとんどいません」という。

「なぜなら、本当に手間がかかるビジネスだからです。日本に住む外国人は約200万人で、総人口の1.6%。簡単に言うと、日本人の100分の1ですから、一つの求人に対して、それに合致する人材の候補も100分の1です。逆に言えば、マッチングは100倍難しい。しかも、継続した取引につなげるには、紹介して終わりではなく、採用して良かったと思われる必要があります」

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