観光地の個性を伸ばす 「趣味の街」でリピーターを形成

観光地としての「個性」をいかに打ち出すかは、多くの地域にとって悩みの種。そこで大きな可能性を持っているのが、「趣味の街」という切り口だ。文化や芸術、スポーツなどを資源に、多くのファンを呼びこむ地域が存在する。

松山市では「俳句甲子園」が毎年開かれ、全国からファンが訪れる

観光地は時として「共食い」を起こす。例えば、ゆるキャラやB級グルメ。そもそものスタートは確かにイノベーティブだったが、やがて全国で類似品が乱立し、観光客の誘致で競い合うようになった。このような観光では、地域が持続的に成長することは難しい。

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