レゴランド進出のインパクト

名古屋市港区にテーマパーク「レゴランド」ができる。2016年の開業を目指し、初年度の来場者数は180万人を見込む。東京におけるTDL、大阪におけるUSJに相当する施設として期待を集める。

レゴランドについて紹介する前に、「モノづくり文化交流拠点」構想を知っておく必要がある。これは名古屋市が2008年度から進めてきた港区金城ふ頭の開発構想であり、市ではこのエリアを「モノづくり文化交流拠点」にすべく、多くの集客が見込める魅力的な施設を配し盛り上げようと、取組みを進めてきた背景がある。

その一環としていち早く実現したのが、2011年3月にオープンしたJR東海によるリニア・鉄道館だ。そしてこれに続く魅力的な施設というのがレゴランドというわけである。

モノづくり文化交流拠点に立地

レゴランドの完成イメージ

金城ふ頭エリアは完成自動車の輸出機能をはじめとする物優拠点という役割があり、臨港地区には住宅が一切ないため、一般的な商業開発は難しい状況が続いた。

しかし金城ふ頭の開発を担当する名古屋市住宅都市局・まちづくり企画部の坂本敏彦主幹は、このエリアが持つポテンシャルは決して低くないと話す。

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