2013年10月号
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地域未来構想 熊本県

「湧々都市」を目指し挑戦続く

幸山政史(熊本市長)

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蛇口をひねればミネラルウォーターが飲めるという「日本一の地下水都市」。豊富な地域資源を持つ熊本市は、その価値に磨きをかけ、広く発信。観光やイベント誘致、産業振興など、さまざまな成果をあげている。

─基本構想として、『湧々都市くまもと』をビジョンに掲げています。

熊本市は、九州の中央に位置し、人口74万人、都市圏人口100万人の都市です。2011年の九州新幹線の全線開業により、福岡や鹿児島、また関西との時間距離が大幅に短縮され、拠点性がさらに高まっています。

基本構想においては『「湧々都市くまもと」~九州の真ん中!人ほほえみ 暮らしうるおう 集いのまち』を目指すまちの姿として掲げています。

「湧々都市」とは、地下水の湛え、熊本城を中心としたにぎわい、九州中央の交流拠点、このような未来の姿をイメージしたものです。

その実現に向けては、重点的に取り組む事業をピックアップし、「挑戦元年アクションプラン(行程表)」を作成し、市役所・交通体系・中心市街地の再デザインに取り組んでいます。さらにこの3つの再デザインを進めることで、安全安心で、子育てしやすく、活力に満ちた「もっと暮らしやすさを実感できるまち」を目指すとともに、本市が有する様々な魅力にさらに磨きをかけ広く内外に発信することで、暮らす場所として、観光やMICE(Meeting、Incentive、Convention、Event/Exhibitionなど、多くの集客・交流が見込まれるイベント)の開催地として、企業立地や学生が学ぶ場所として、国内外から選ばれる都市くまもとの実現を目指しています。

これまでの取り組みを着実に進めてきたことで得られたもっとも大きな成果は、昨年4月の政令指定都市への移行です。

(左)日本三名城の一つ熊本城。宇土櫓は国指定重要文化財となっている
(真中)豊富で良質な地下水に恵まれる熊本市は、水道水源のすべてを地下水で賄う日本一の地下水都市
(右)学会や国際会議、企業の優秀な社員を対象とした報奨旅行、各種イベントや展示会など、集客施策でも成果をあげている

世界に誇る地下水都市

─熊本市の魅力、潜在力の大きさについて、どのように見ていますか。

人口50万人以上の都市では唯一、水道水源の全てを地下水で賄っており、蛇口をひねればミネラルウォーターが飲めるという「日本一の地下水都市」です。これまでの市域を越えた広域的な地下水保全の取り組みが認められ、国連"生命の水"最優秀賞を受賞しました。今後、世界に誇るこの地下水を都市ブランドとして積極的に活用するとともに、保全に努めていく必要があります。

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